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コラム

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閉塞性睡眠時無呼吸症に対する歯科の役割

ストップ ザ いびき、そのいびき歯科で治るかもしれません!!!

下アゴを前方に出して気道を広げている。携帯性もよくいびきも止まる効果がある

舌を前に出す装置

閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)は、睡眠時に息が止まり安眠できないことから日中の様々な弊害をもたらす病気です。
この病気は、気道周囲の軟組織が弛緩して気道を狭窄するといびきが発生し、閉塞すると無呼吸となると考えられています。
近年、下アゴを前に移動する口腔内装置(OA)の効果が注目されています。
この装置のわかりやすい効果には、“いびき”を止めるというものがあります。
OSAの第一選択とされている経鼻的持続気道陽圧療法(CPAP)と比べて、携行性が良いことも利点です。
いびきがひどいと指摘されている方は一度歯科を受診してみてはいかがでしょうか?。

著者プロフィール

日本大学 歯学部 口腔外科学講座
主任教授
外木守雄(とのぎ もりお) 先生

983年 東京歯科大学 卒業 歯学博士
2002年 米国Stanford大学医学部
2012年 日本大学 教授、日本睡眠歯科学会 理事長、日本睡眠学会 理事/睡眠医療歯科専門医、日本口腔外科学会 理事/専門医、指導医,
「睡眠のトリビア2」 (共著/中外医学社), 「 睡眠障害診療29のエッセンス」(共著/医歯薬出版),など著書多数